今年度の領域会議が10/6-7に岡崎コンファレンスセンターで行われました。今回から公募研究で参加されている研究者の発表も行われ、大変活気のある、有意義な会となりました。世話人の影山さんをはじめとするスタッフの方々に心からお礼を申し上げます。
領域会議ということで、良く有る科研費の班会議のようなスタイルを予想していましたが、全くそんなことはなく、形式にとらわれないフランクな研究発表会となり、良かったと思います。特に若い学生さん達からの発言が多かったのが印象的です。懇親会、二次会も盛り上がりましたね。ただし評価委員の先生方が一番元気だったような・・・
この領域はメンバーの平均年齢が低く、領域全体の雰囲気がとても親密な感じで好感が持てます。(私が平均年齢を上げています。申し訳ございません。)この雰囲気をぜひ続けていきたいですね。そして、お互いに刺激し合って、良い仕事をどんどん世界に発信していきましょう! 私は有機化学者という、この領域では異色の存在ですが、異分野の交流が新しい研究のコンセプトを生み出す原動力であると確信しております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
和田 猛(東京大学・新領域・メディカルゲノム専攻)
自分の無知をさておいていうならば、non-coding RNAの領域に限らず、生命現象は突き詰めれば生化学反応の集積ですから、研究が進めば進むほど分子科学から生物学へのアプローチの重要性は高くなる一方だと思います。そういう戦略がすでにこの領域にあるというのは、わたしたちは非常に恵まれているような気がします。
ReplyDelete影山裕二