October 5, 2010

RNAフロンティアミーティング2010

少々遅くなりましたが、RNAフロンティアミーティング2010が無事に終了しましたので報告致します。
今回、北は北海道から南は熊本まで、そして海外からはドイツのMax Planck Instituteと米国バージニア大学からも参加者がありました。また、企業に所属される研究者も参加され、総勢69名の大変活発な研究会でした。恒例の特別講演では、慶應義塾大学の塩見春彦先生、九州大学の中山敬一先生の大変示唆に富む話を伺い、学生・ポスドクのみならずPIの方々もミーティングを楽しんでいただけた事を大変嬉しく思います。塩見先生、中山先生のご講演のポイントの一つとして、いずれの先生も今後の研究の方向性として、定量的生物学の重要性を指摘されていたのは大変印象深かったことです。
サイエンス以外でも皆さん活発に活動され、二日目の自由討論の時間を利用して、スポーツ(卓球、フットサル、ゴルフ、バスケなど)を堪能していました。また、近場の温泉を堪能されるグループもあり、交流を深めることができたようです。二日目夜には「花火」も行いましたが、皆さん、童心に返って楽しまれていました。私自身もずいぶんと童心に戻ってしまっていました。その後も、夜更け(夜明け?)まで討論・交流が続いたのは言うまでもありません。
最終日のベストプレゼンテーション賞では、学生部門で東大の木村聡さん(最優秀)、理研の石田真由美さん、東大の中條岳志さん、熊大の黒木優太郎さんの4名が受賞しました。ポスドク部門では、東大の谷英典さん(最優秀)が受賞しています。受賞を逃した発表の中にも、大変優秀なものがあり、実力伯仲でしたので、今回受賞を逃した方々も、次回に向けて是非とも頑張ってください。現在はミーティングのホームページに集合写真を掲載していますが、近日中にミーティングを撮影した写真をダウンロードできるようにしますので、楽しみにお待ち下さい。
最後に、今回のミーティングが無事に開催できたのは、本新学術領域を含めて多くの方々のサポートによるものです。心より御礼申し上げると共に、援助してくださった方々の期待に応えるべく、今後とも皆でRNA研究を盛り上げましょう!

RNAフロンティアミーティング2010
世話人
秋光信佳

1 comment:

  1. 世話人の秋光さん、斎藤さん、本当にお疲れ様でした&すばらしい会をありがとうございました。東大分生研・泊

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