よく考えると私はマスター1年の時にRNA研究を始めてから毎年RNAフロンティアミーティングへ参加している。今年で5回目にもなる。いわば極度のリピーターだ。それはRNAフロンティアミーティングに多大な魅力があるからだと言える。
第一に、RNAフロンティアミーティングでは先生と学生の距離が近いということだ。学会で講演される一流の研究者の方々とゼロ距離で交流できることは研究者を志す学生にとってまたとない機会であると言えよう。
第二に、研究者を志す学生が多く、そして意欲に満ちていることだ。学生同士の熱い議論はお互いの研究能力を向上させ、さらなる意欲を生む。また、私が実際得たものとして、同世代の研究者を志す仲間である。とくに博士まで進学するとひしひしと感じるが、研究者は孤独を抱えてしまう。同じ境遇で似た分野である仲間の存在が今の私を勇気付けてくれたと強く感じている。
今年もこのような機会を与えて下さった世話人の方々に深く感謝しつつ、来年再来年とこれからも関わっていきたいと私は考える。関係者のみなさま今年もありがとうございました。来年も楽しみにしております。
名古屋大学大学院理学研究科 池田幸樹
池田さん
ReplyDelete自身の発表はもちろん、質問も積極的に行ってくれていたのが印象的でした。来年もぜひ参加して下さい。東大分生研・泊幸秀