October 20, 2010

(1) RiboClubから色々考えてみる

今更ながらカナダで行われたRiboClubの参加報告です。
「書いて」と仰せつかっていたのですが、仕事が遅くて本当にすみません。
タイミングをうかがっていたら、完全に機会を見失いました…。
学生の立場から一言叫びたいのですが、
舞台裏話ってさりげなく物凄いプレッシャーがかかりますね。。
「他にも面白いこと」って!「続きは後日。」って!!
データ出します、ひぃぃ!!って気分です…(苦しむのは多分これから…)

本題ですが、書き出してみたら大分長くなったので、前半と後半に分けます。

RiboClubはもともと、Sherbrooke大学の研究者たちが立ち上げた会のようです。
毎年一回、年会のようなものを開催しているようで、
今回参加させてもらったのがそれに当たります。
"Flavour of the year"という年ごとに変わる特集のようなものがあって
今年のトピックはlong non-coding RNAだったのでした。
あ、ちなみに、今回は初の海外学会参加で
学会外で繰り広げられた諸々のトラブルも凄まじかったのですが
(モントリオール逆走事件、オタワ空港で財布・携帯行方不明事件、など)
あくまで真面目に学会報告を書こうと思います。

まずは要旨集。RiboClubの要旨集は名前入りでした。



プログラムは、やはりカナダの大学の方が多かったですね。
中川さんも書かれていますが、発表者は若いPIの方が多かったです。
というか、学生の発表は特別枠を除いて皆無だったかも。

会場はこんなかんじ。公式ページから転載させていただいています↓



フロンティアミーティング参加記でも話題になっていましたが
学生からあまり質問が出なかった、という点はこちらも共通かもしれません。
参加者にはもちろん学生もたくさんいたのですが。
(ご飯の時、周りにいたのは大抵学生でした)
発表者はPIばかりだったので、うかつに発言できない雰囲気のせいもあったかも?
ただ、写真のとおり会場は平地だったので、カジュアルな雰囲気ではありました。

個人的に、海外の学会ってみんなガツガツしているんじゃないか、
という先入観があったのですが、そんなことはなかったです。
大学のときから「日本の学生はおとなしすぎる」という言葉を
繰り返し聞いていたので、これにはちょっとびっくりしましたね。
かくいう私も、マイクの前での質問は今回一度も出来ませんでした。
言語が切り替わると頭が働かなくなるのは本当にストレスです。
…ただ正直、諸悪の根源は、言葉の違いを言い訳にした
聞き手としての気合い不足と思います。いかん…。
2,3年前、Y山研のS々木さんが「次のセッションでの質問数で勝負しようか」と
びしばし鍛えてくれたのを思い出しました。
英語でもそれをやれば、ちょっとはマシになるかも…。
とにかく、発表を聞く際の本気の出し方が足りなかったな、と反省しています。

自分の研究の進め方と、人の研究に対して質問することって
相互作用し合うようなところがあるな、と最近しみじみ思います。
他人の研究に対して質問を生み出す思考回路を鍛えることは、
自分自身の研究の仕方の探求にもつながるような。逆もしかり。

そんな感じでRiboClub参加を終え、
再びのモントリオール空港で、チーズが山ほどかかった大量のナチョスを
中川さんと廣瀬さんに押しつけ(すみませんでした!)
逃げるように、なぜかイギリス/ヒースロー空港へと飛び立ったのでした。

(2)へつづく…

2 comments:

  1. せっかくのエントリーなので、お名前を書いていただけるとありがたいです。続きが読みたいです...

    このエントリーに質問に関するコメントを付けようと思ったのですが、思ったよりも長くなったので、いくつか付け足して新しいエントリーとして投稿しました。

    影山裕二 岡崎統合バイオ

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