July 8, 2010

RNA 2010 +α

RNA meetingのレポート・・・ふむふむ。
影山さんがいい感じに書いていますね。
内容がちょっとかぶりますけど・・・いいですか。いいですよね。

“Plenary Session”の意味が良く理解できておらず、「演題が書いてないよ。不親切。」と思っていましたが、「一人301テーマで、現在までのハイライトと、これから解決すべきQuestionを簡潔に話す」という離れ業っぽいSession だということに気付き、ちょっと驚き。

海外の大学の授業ってああいう感じなのでしょうか。オーラルやポスターは「同じような研究している人はいないのか・・」とちょっとがっかり。自身の発表に関しては、人の入りはまずまず。食い つきはよろしい。いろいろSuggestion もらうが、「その実験をするためには、全然データが足りないよ・・・」うーむ。もっと実験しないと・・。あとは、

「あんたの研究はおもしろいから、がんばって。」という励まし。・・はい、がんばります。

これ以上書いても、やっぱりかぶってしまいそうなので、別の話題に。


ポスター発表だと(国際学会なのに)油断して、いきな り本番、一発勝負 !して、たびたび挙動不審になります。ですので、最近 ウォーミングアップと称して、

最初に”好みのタイプが発表しているポスターを聞きにいく”を実行しています。

大抵、プログラムは事前に見ることができるので、


①気になる ポスターをチェックする

②会場入りしたら、チェックしておいたポスターを実 際に見て、内容を大体把握しておく(ポスターセッション前が望ましい)

③セッショ ンが始まったら、ざっくりとチェックしておいたポスターを見てまわる(ここでは発表者をチェック)

④チェックした中で、一番自分好みの人が発表しているポスターを聞きに行く


あくまでウォーミングアップなので、

・好みの人が複数いても、欲張らないこと(時間がなくなります)。

・いきなり③、④だと、内容が理解できなかった場合、気まずくなるので要注意。

幸運にもディスカッションが弾んだ場合(あるいは熱意が伝わった場合)は、「私のポスターも見に来てね」というアピールは可です。

注意点を守って、このウォーミングアップをすると、良い精神状態で自身のポスター発表に臨むことができます。


挙動不審になる原因は、「通じない!」とか、「理解できない!」と自分が一方的にパニックにな るからだと分析しています。わざわざ海を越えて来たのだから、自分も最大限の情報を伝えたいし、相手からも最大限の情報を受け取りたい(引き出したい)。 そこで、最初に「好みの人と話す」ことをしておくと、意識を内側から外側へ向けることができるわけです。

ちなみに、「好みのタイプ」の性別はどちらでも良いです。念のため。

・・・ミーティングレポートより長々書いてしまいました。でも、どうでしょう? いい方法だと思うのですが。誰か試してくれ ないかなぁ。


イナガキ

2 comments:

  1. クジラ以来ですね(ですよね?)、カワオカです!
    好みのタイプ、なるほどですね、恋愛みたいですね。

    ポスタ発表といえば、、
    僕は、ほっとくと、全然ポスタに人がこない、ということを何度も経験してます。
    そんなときの必殺技を、ここに書きます。
    すなわち

    自分の話をきいてもらいたい人のところにいき、「はーい、はじめまして!」のノリで握手をし、そのまま自分のポスタにきてくれ、といってひっぱっていく

    です。
    ものすごい緊張するのですが、その緊張がたまりません。
    ぜひお試しください!

    カワオカ

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  2. クジラ以来ですね。

    学会の場合、”勉強したいので”
    という枕詞が入るので、
    「(勉強したいので)話しませんか?」となり、
    軟派な感じがしません。むしろ好意的にとられます。

    ”握手をしてそのまま連れて行く”にも通じる感じがします。(確かに、ものすごく緊張しそうですが)
     
    イナガキ

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