July 23, 2010

年会事務局の片隅から

いよいよ来週から、RNA学会年会-RNA2010Tokyoが始まります。今回、幸か不幸か年会事務局の一員に名を連ねることになり、せっかくなので舞台裏話の一つもあればと内心思っていたのですがもちろんそうそう話題にするようなこともなく、最近は毎日がカウントダウンな中で粛々と準備を重ね、期間中の慌ただしさは避けようがありませんが、事前の準備はあらかた片がついたと言えそうな状況です。そういうことを言う時に限って重要な見落としがあるのかもしれません。(……ここでのコメントは年会の公式見解とはひとまず無関係であるということでお願い致します)
今年の年会は今のところ最大の参加者数と演題数が見込まれています。昔の人は「有朋自遠方来不亦楽乎」と言ったそうですが、本当か嘘か、"朋"には学問上の同じ志を持つ者という意味があり、互いの学問上の進展を知ることができるのは嬉しいことだ、という解釈もあるのだとか。これはちょっと出来過ぎた話な気がしますが、昔(?)と変わらず活気と熱気にあふれた年会になればと思っています。

ところで初日の夜に"ポスター&ビア"という謎の項目があり、結局はタイトル通りで謎も何もないのですが、正式には何のお知らせも説明もしてないため敢えて野暮ったく解説しますと、2日間では物足りないポスターセッションを、"ポスターセッション0"とでも称すべきフリーな形式で設け(軽飲食付で)盛り上がっていただこうということになります。早々に議論の場が会場から夜の街に移ってしまい気づけば人が少なくなってしまうのでは?と多少の自戒も込めた懸念もあります。が、ここにも書きましたし心配無用といったところでしょう。 (もちろん何かしらアナウンスもしますので)
昔の人は「人不知而不慍不亦君子乎」とも言ったそうです。人間の活動の本質は昔から大して変わってないのかもしれませんが、今の時代に置き換えてみると色々考えさせられる点は多いです。

ということで、貴重な体験をさせていただいたことに感謝すると共に、今年の日本の夏、"東京RNA祭り"で皆さまとお会いできることを楽しみにしています。

鈴木

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