December 4, 2009

親知らずと仕分け

岩崎くん、ご指名どうもありがとうございます。中川研/鈴木研の長谷川です。
バトンを持ったまま、ぼーっとしていたようで
だいぶ走り出すのが遅くなってしまいました。申し訳ないです。

くだらないことを書こうかな、と思ったのですが
それは、影山さんの書き込みの流れにちょっとだけ乗っかってからにしようと思います。

「無関心な若者世代」の言葉を裏切らず、私もやはり社会問題には疎いです。
ただ、真に無関心なのかというと、それはちょっと違っていて、
よく自己分析してみると
「本気で首を突っ込んで、自分の微力さを痛感して、
やるせない思いをするのが嫌だから、知らないでおきたい」
ということみたいです。

ただ、今回の件は、ど真ん中自分に関わることですから…。
自分の国の科学の権威がそろって声をあげているのを目の当たりにして
あー、前面に立って抗議する資格を持つ人たちの怒りに説得性を持たせるのが
現場にいる下っ端のすべきことなんだな、と
やるせない思いを逃げることなく噛み締めてみました。

で、くだらないことですが
その、噛み締めるのに使った歯を4時間ほど前に抜いてきました。親知らずです。
なので、今は口の中が血だらけで、文字通り血を吐きながらwestern blottingしています。
現場の下っ端の気合い、伝わりますでしょうか?

痛いし、だるいのに、なんで実験が終わらんのだ、という結構悲惨な状況なのですが
喉元を正しく過ぎれば、悲惨なことほど笑い話になることを知っています。
仕分けのあまりにも正確な理解に欠けた側面も
早く笑い話になっちゃえば良いのに、
なんて甘ったるいことを考えたりする金曜日の夜です。

次の走者ですが、バトンを真っ二つに割って
鈴木研の頼れる同期、木村くんと中條くん、よろしくお願いします。


長谷川

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