January 22, 2014

領域会議の思ひ出(長いです!)

みなさま、こんにちは!
東京大学 泊研 M1の大籠(おおこもり)です。
このブログを書かせていただくのは初めてなのですが、先々週に行われた領域会議のお話について書かせていただこうかと思います。

何をいまさら…実験しろ!とのお言葉が飛んできそうですが、今回の領域会議において最も底辺に位置していたであろう修士1年(学部4年生の方もいましたが、まあ僕も修士からRNAの研究を始めたので大して変わりません)が何を思ったか聞きたい人もいるはず!いると思いたい!笑
ですので、つらつらと領域会議の思い出について喋ってみます。

1日目
今回はスタッフとして同行ということで会場準備や打ち合わせのため、12時頃ホテルに到着!
とりあえず、すごい!何がすごいってまず、門をくぐってから建物までが遠い!そして、よくわからないけど内装が豪華!
いやいや感動してる場合じゃない。ということで、準備開始。
実はわたくし、フロンティアミーティングや12月の理研シンポジウムでもスタッフとして働かせていただきました。ですので、特に不安はなし。余裕だぜ!と実は心の中で思ってました(←盛大にフラグを立てています)。
で、あれこれしてるうちに会議の始まり。
タイムキーパーや照明をやりつつ、ふむふむ…と話を聞く。
ふむふむ…そうなんだ!ふむふむ…知らなかった!ふむふむ…すごい!ふむふむ…面白い!(ふむふむって書きすぎてゲシュタルト崩壊を起こしてきました)
ってな感じで、疑うことを知らない純粋な僕は見聞きすること全てに感動していました。

なんて思っていたらあっという間にセッション終了。
部屋に荷物を置いて、待ちに待ったディナーだぜええええ(部屋の豪華さに感動したこともありテンションMAX)!さらに、席はくじ引きで決めるということで、どんな人と一緒かなとわくわくしながら夕食会場へ。
テーブルは7人掛けの円卓。くじを引く。指定されたテーブルを見る。
仲野先生、中川さん、泊さん、藤原さんが座っている。
………。
ものすごいテーブルに来てしまったーーー!!笑
なんてちょっと不安に思っていましたが、いざ夕食会が始まれば先生方のためになる話、ためにはならなそうな話(笑)、面白い話色々聞くことができて、また、仲野先生にも話しかけていただいたりして(面白いことを返せなかったので覚えていらっしゃらないかもですが(汗))若干緊張しつつも楽しい時間を過ごすことができました。料理とお酒は言わずもがなベリーグッド!

2日目
おいしい朝食を食べ、2日目も元気にセッション開始!
すごい!面白い!うーん、難しい。。などなど脳みそフル回転!
2日目のセッションでは僕はセッション4と5でタイムキーパー及び照明係を担当。
もちろん、仕事当番の時も発表はしっかり聞いています。質問タイムのやり取りももちろんしっかり聞いています。
………。。
ごめんなさい、聞き入りすぎて2回くらいベル鳴らすの忘れました(汗)。
気づいたら27分とか…気づいたら28分とか…時間が押したりしたのは僕のせいです。でも実はここに書くまで内緒にしていました。笑
1日目の最初、スタッフ業務は慣れてるから余裕だぜ!と思っていたんですが、、ここでばっちりフラグ回収してしまいました。笑
すみませんでした。。

とまあ懺悔も済んだところで、夕食タイムのお話。
2日目の夕食は立食!好きな食べ物いっぱい食べれる!好きな飲み物いっぱい飲める!気になる人といっぱい話ができる!すごい!素敵!ってなもんで、色んな方とお話することができて、さらには同世代の仲間が増えてとても有意義な時間が過ごせました。
二次会は何といっても締めの泊さん!
泊さんが歌っている!!(驚愕)そしてとってもうまい!!(感動)
個人的には領域会議の場でB'zを歌っていた彼にも驚愕しました。笑

長くなりすぎたので駆け足で3日目
午前のセッションが終了して昼食。同じ席になった先輩方と談笑しながら食事。
ところがみんな会話は進むも箸がなかなか進まない。
料理はもちろんおいしいです…ですが、この3日間のおいしく、規則正しい食事は普段堕落した食生活を送っている僕の胃になかなかのダメージをもたらした模様。。
九大の酒田さんも同じようなことを書かれていますが、僕の堕落した胃袋は清く正しく美しいものがたくさん入ると回復するどころか逆にクラッシュしてしまうようです。そこまで堕ちたか…my 胃袋。
また、胃もたれとは少し話がずれますが、会議が終了して帰宅後、どんべえ(うどん)を食べてとてもおいしく感じたのは恐らく僕が生粋の貧乏舌を持っているからなのでしょう。。
…文章にしてみると悲しくなってきました。笑

そんなこんなで、午後のセッションも終わって領域会議終了ー!

とにかく楽しいことばかりであっという間の3日間でした。思い出Best3を上げるとすれば、
3位 1日目夕食会のテーブルメンバーの豪華さ
→色々な話が聞けて楽しかったです。もっと積極的に喋れたらよかったと後悔。
2位 1日目、2日目夕食後の部屋飲み
→熱い討論があったり先生達がたくさん来たりで盛り上がりました。先輩や先生方の会話の中でこのセリフかっこいいってのがいくつかあったので今度どこかで勝手に使います。笑
1位 泊さんのカラオケ
→やはり堂々の1位はこれしかない!領域会議の思い出としてだけでなく、いつか来る卒業時に泊研のメンバーとして過ごした数年での思い出Best3は?と聞かれたとしても必ずランクインするはず!

そして、少しだけ研究の話(少しかよ!というツッコミは無視します笑)。
僕は泊研に所属して三嶋さんと協力しながらプロジェクトを進めています。
ですので、今回の発表の中でもin vivoの面からアプローチしている話は特に楽しく聞かせていただきました。やはり、フェノタイプとして現れるっていうのが僕は好きだなあと。
一方で、in vitroの話も面白く聞かせていただきましたが、やはり自分でやったことがないあるいは、やり方が分からない、データの見方もあやしい…などなどの点があることは否めません。そういう基礎的な部分をもっと勉強しないと話を理解するだけで精一杯。質問したくてもなかなか出てこない。そんなむず痒い感覚になることがセッション中しばしばありました。
しかし、そんな中でも藤原さんのお話はとても興味深く感じました。
一つ一つタンパク質の働きや相互作用を解き明かしていく感じはパズルを組み立てていくようで物凄く面白い!と感じました。決して極道の道には入りたくありませんが…笑
結局全体を通して思うのはやっぱりvivoでもvitroでも僕は何かしらのメカニズムを一つずつ細かく分解して解き明かす話にわくわくするんだなと、改めて実感。

また、自分の積極性の無さも反省点の一つです。質問が浮かんでもこんなこと聞いていいのかなと躊躇していると、誰かが同じ質問をする。こんなことが2,3回ありました。
結局できた質問はゼロ。これが最も後悔すべき点だと思います。

一方で、今回の会議で得られた中で最も大きなものは同世代の人たちと仲良くなれたこと!少なくとも顔見知りにはなれたこと!です。フロンティアミーティングの時も思いましたが、違う研究室、違う大学の同世代の仲間がする発表は僕のモチベーションをものすごく上げてくれます。今回のポスター発表を見て、自分も負けてられないな。早く追いつこう。そんな気持ちになりました。少なくともこれから4年間はどこかしらで顔を合わせるはずなので、次に会った時もぜひ仲良くしていただきたいと思います!

長々と書いてしまいました。でもそのくらい楽しく記憶に残る会議でした。ほんとはもっと書きたいけど、楽しかったのは分かったからさっさと実験しろ!と四方八方から言われそうなのでこの辺で。笑

終わりになりますが、今回の会議が最後ということで、ギリギリ最後だけでも参加させていただくことができて本当にうれしく思います。今後も学会等様々な場でお世話になることがあると思いますが、どうかみなさんよろしくお願いいたします。
最後に、泊さん、そして武田さん素晴らしい会議をありがとうございました。


大籠

1 comment:

  1. もしかしてこのあいだ会いましたかね?河岡です。その、みかたがあやしい、とか、よく分からん、の部分を質問したらいいんだと思いますよ!それも質問です。

    かわおか

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