報告記-領域会議に参加しました!
はじめまして、理研吉田研でポスドクをやっております芳本と申します。8月におこなわれた領域会議に中川先生の好意で参加させていただきました。7月のRNA学会から一転、涼しい東北の次は暑い九州へと、日本も広いなと実感します。
2日間に渡る領域会議にフルに参加した感想は「非コードRNAの研究広いぞ!」。試験管内の系を用いた(美しい)生化学的な解析をはじめとして、ノックアウト生物を用いた遺伝学、イメージング、そして化学的なアプローチを積極的に取り入たものと、RNA研究の一分野としては現在最も多様性に富んでいるのではないでしょうか。もはや領域という言葉で括っていいのかよくわからないくらいですがとにかく僕にはいい刺激になりました。
また学会と違い、完成された話だけではなく、これからすごいことが起きますよ~とか、こうこうしたら実験がうまくいきました!とかそういった生々しい話を聞けたことも、今後僕の血となり肉となるという意味で美味しかったです。今は只々、ありがとうございましたとお礼を言うばかりです。
最後に、今回の班会議の運営に携わった佐渡先生、および学生の方々本当にお疲れ様でした。また機会があったら是非参加させてください!
非コードRNAの研究の世界が広いのは良いのですが、長鎖ncRNAの作用マシナリーに関する研究が大幅に立ち後れていることが思い切り目立っていましたね。マラソンで言うとトップ集団から2時間ぐらい遅れたところを走っている感じです。もうすぐ先頭はゴールするというのに。。。
ReplyDelete中川