先週、領域会議がありました。九州から久々に東京(地元)へ。そして約1 kg太りました。20代前半とは一線を画す基礎代謝の低下を感じる今日この頃、微々たる変化とはいえ侮ることはできません。そもそも出張すると普段とは寝食のリズムが多少変わるので、体重の増減(しかも1kg)など所詮誤差なのかもしれません。が、実験室を往復するのと出張、どちらの方が運動量が多いのか、に加え、ちょっとした心掛け次第で出張ってむしろ痩せられるんじゃないか、と気になってきたので、ゆるく振り返って考えてみます。
一日目
海外Q州から東京は遠く、飛行機での移動。フライトは8:00。福岡空港は市街地に本当に近いのでチャリで行く事が出来ます。(約25分の運動。)何だかんだで出発ギリギリの時間に保安検査所に行くと、そこは朝ラッシュによる長蛇の列。うっかり受付時間を過ぎたにもかかわらず運悪くCAさんに絶妙な放置プレイをかまされた結果、
「お客さまこちらです」という名目の300 mダッシュを要求される。ダッシュはラボではそうそうできる事ではないので、大変良い運動でした。
当然朝ごはんなど食べてないわけですが、極度の飛行機恐怖症である私は登場と同時にすかさず発作発動。それにより食欲はほぼ0、空港で買ったスタバのラテしか飲めない。大変良い食事制限でした。
無事東京につき、気付けば昼ということで、東大近辺のパスタ屋へ。ランチセットにはサラダが付いてきました。空腹時に糖度の高いものを食べると一気に血糖値が上がって何か良くないらしい、しかし、花田勝がちょっと前にテレビで言っていた「サラダとか野菜の後にメインディッシュを食べる、これで自分は痩せた」という言葉を頑なに信じる私はサラダを食べきった上でパスタへ。ここで食べ過ぎは禁物(というか発作の影響が残りまだ微妙に食欲なし)なのでお残しする(パスタさんごめんなさい)。というかそもそも一人前って普通の女子には量多いと思います。何はともあれgood jobな判断。
その後会場に着くも、ミーティング開始まで約1時間の空きがあり、すかさず、東大内をうろうろする。約40分の散歩。
そして、いよいよ班会議が始まり、色々なアツいお話が始まる。どんなに喋り手がうまくても発生させてしまうふとした聞き逃し、聞き間違いはするまいと、緊張感を持って集中。糖分消費@脳。
また、ポスター発表をきっかけに、brainstormingしていただいたり、motivateされたり、自分の説明下手さと圧倒的な勉強不足に凹んだり、他の人のポスターを見て励まされたり、わくわくしたりしました。糖分消費@脳。
ここまでとってみれば、体の運動量、メンタルおよび頭の運動量、摂取量ともに、ダイエッターの私には非常に素晴らしい内容が続いていました。
明確な異変に気付いたのは、佐渡さんが座長をし始めた頃ぐらいのことでした。
くしゃみが止まらない。
最初は、普段とはちがうホコリの存在するであろう環境に対して、軽いアレルギー性鼻炎反応が起こったものと思っていました(ネコ、ホコリに抗体有)。が、コレはちょっといつもとは違った頻度のくしゃみ。くしゃみってこんなに出るものなのか?そう言えばのども…痛いっていうんじゃないかコレは…、アレ、そう言えばなんかダるい気が…。
というわけで風邪でした。
もう体重どころじゃない。病弱な私にとって、風邪等の体調不良が起こった場合の対処は、すみやかに完治させるために寝食リズムを万全に整える方向にpriority siftすること。
即ち、風邪からくる食欲不振への対抗策として、ごはんをしっかり食べる、が含まれるという悪夢のシチュエーション。
絶望一直線と思いきや、しかし、素晴らしい事に、くしゃみは意外とカロリーを消費するのです(ってテレビで言っていた気がする)。google先生に聞くと、2~4 kcal/回はあるんじゃない?的な(不確かではある)検索結果が。と言う事で安く見積もってもかなりの運動をしたはず。牛乳が嫌いな私はもうくしゃみで肋骨折れるんじゃないか、と心配しましたが杞憂でなによりでした。(500 kcalの消費)
さりとて、せっかくの会を風邪にかまけてぼんやり過ごしてはもったいない、と、ときどきこっそりホールで一人鼻をかみまくって休んだりしながら、楽しい懇親会をとても楽しく過ごし、二次会へ。東大のオシャレ・barは大変オシャレで、こんなん学内にあるなんて、やっぱ東大はすごいんだな…、と思いながら、N先生の絶妙な話さばき、つっこみを拝見したり、天皇陛下の先祖に近しいと思しき方に謁見したり、プラナリアは水が汚いと溶ける、というすばらしい情報を手に入れたり、大変楽しく(メンタルは)元気になれるような時間を過ごしました。しかし、風邪は一向に良くなるはずもなく、あえなく3次会は辞退。無念。
さて、夕食のカロリーは、懇親会は揚げ物をやや控えたのでまぁまぁ抑えめな感じに。しかし、二次会で脂質分の高い豆類を食べ過ぎた気が。いやしかし酒にはつまみがどうしても欲しくなると思います。ビールとフレンチフライを過剰摂取してもまったく太る気配のない佐渡さんが激しくうらやましいです。
二日目
風邪をひきずりつつ、引き続きアツいお話を聞く。糖分消費@脳。
昼食はあきらかに東大生以外の人だらけの食堂で赤門なるものを食す。風邪で味が分からない。しかし、トウガラシ的なものを感じたので、とりあえずカプサイシン的効果はあったものと信じる。
のどがアカン感じになっていたので、常時のど飴を投入し続けた結果、200円くらいで袋いっぱい入っているのど飴を一日で完食。意外とすさまじいカロリー。コレはいけなかった。
無事会は終わり、帰る前に飲み屋に誘っていただき、そこはかとなくカロリーは低いが栄養のありそうなものを食べつつ、田畑の手入れは重労働という話や、キャッチなタイトルで人を引き付ける事は生き抜く上でとても大切だと言う貴重なお話を聞く。
そして、飛行機へ。
いそいそとチャリをこいで帰宅(約30分の運動)。大変良い夜運動でした。
反省すべきは、家に付いた後に食べた、持って行ったにも関わらず食べなかったおやつたちでしょうか。まぁでも風邪なので仕方ない。
雑感を混ぜつつまとめてみると、
・出張すればそれなりにいつもより運動量が上がる気はする。
・しかし夜は飲むので、普段は気をつけている深夜の摂食行動に繋がり危険。
・原因は特定できないがとりあえず今回の出張では太った。
・ダイエット中に風邪をひいてはいけない。
・そもそも、普段ラボに居る時も、実験量ややり方次第で運動量は変わる。ベンチは座ってる事も多いが激しく動きまわる事も意外とある一方、出張先では移動の労力を除くと、目的地到着後は座って話を聞いている時間が割と長い。
ということで、本題であっただろう、ラボに居るのと出張するのとどっちが痩せる要因が多いのかについては良くわかりませんでした。
ちなみに、鼻水と帰ってきてから現れた咳の症状は若干長引き、居室の隣の人、向かい側の人、斜め前向かい側の人、二つ後ろの人が、のどの痛みを訴えたり、妙に咳込んだりしている気がするのですが、自意識過剰や被害妄想等は体に良くないし、一応謝罪もしたので、あまり気にしない事にします。私は元気です。
なにはともあれ、班会議はinspireされる事が本当に多く、とても充実し、楽しい時を過ごす事が出来ました。こんな中学生みたいな感想書いていいのかと思いつつ、来年の会議もスムーズに運営されるよう、必要な場面でしっかり働こうと思います。
九大・生医研 D1 SKT
大型新人登場!!
ReplyDelete今後も仕事に遊びにブログに、活躍期待しています。
中川
コメントありがとうございます!身に余る宣伝文句で恐縮です(汗)
ReplyDeleteご期待に添えるようがんばります。
酒田
こんなに面白い方がいたのに(たぶん)話さなかった、というのは痛恨の極みです。
ReplyDeleteかわおか
お返事が遅れてしまい大変失礼いたしました!
ReplyDeleteかわおかさんのお顔は拝見していましたが、今回は絡む切っ掛けが残念ながらつかめず…とうより私に体力の余裕が全くありませんでしたw留学されてしまう?(間違っていたらすみません)というお話ですが、次お会いできる時は是非ともよろしくお願いします。ただ、当方、瞬発力と日本語力が著しく乏しいので、面と対峙するととてもおとなしいと思います。
酒田