東京大学工学部鈴木研究室所属、修士1年の八代と申します。
先日、産業技術総合研究所、臨海副都心センターにて行われました「Tokyo RNA Club The 11th meeting」へ参加させていただきました。その際に感じたことなどを稚拙ながらまとめて、レポートとさせていただきたいと思います。
全体としては会場からのきれいな夜景と、発表や質疑応答する会場の方々の熱心な姿が強く印象に残っています。
発表の内容は、翻訳の制御やスプライシングなどの機構に関するもので、タンパク質の発現を操るための機構というのは細胞に沢山あって、ncRNA含めRNA分子という視点はそれと密接に関連しているのかな…(と、今内容の復習をしながら漠然と)思いました。
個人的には、プロの研究者の方々の発表を聴く機会は多くなく貴重な機会ですが、実験と結果を追う事に精一杯になってしまいつい頭の中が辞書的になりがちであったことが、思い返すと反省されます。日頃からもっと勉強したり考える工夫をしたりしていれば、研究を行った人が実際にその発表をしているという場で、より立体的に感じ興奮することが出来るのではないだろうか…などと想像して楽しみにしながら、これからも日々努力したいです。またこういったモチベーションを得る機会のあることに本当に感謝したいと思います。
八代
はじめまして、東京大学工学部鈴木研究室M1の平田と申します。(同期の八代さんにまき込まれ)先日のTokyo RNA clubの感想を書かせていただきます。
と言いましても、実験の都合で実際に聞くことができたのはコーヒーブレイク後の2題だけですし、時間も空いてしまい細かいところまで思い出せないため、発表に対する感想というよりはミーティング後に薄ぼんやりと考えたことを書くことにします。
端的にいえば、英語!!!ですね。この世界で生きていくには、やはり英語が話せないというのは不利、どころか致命的なんだなーと感じました。
正直に言いますと、今回聞いていてもよくわからないところが結構ありました。発表も質問もそれに対する回答もすべて英語。英語が話せなければあの中に入っていくこともできないんだと愕然としました。
自分があんな風に英語でディスカッションしている姿なんて今のところ想像もできませんが、できれば世界はずっと広がるでしょうし、なにより将来に関していろいろと決めかねている現状で、英語ができないという点だけで道を狭めたくはありません。
年末年始を利用して、実家でぬくぬく考えてみようかとか思っています。
少し論点のずれた感想ではありましたが、これにて終わらせていただきます。
またこのような機会がありましたらぜひお邪魔させていただきたいです。今度は懇親会にも。。
平田
年寄りとは言えないまでも比較的シニアな僕が学生だった頃は、スライド係という生け贄役がありまして。今みたいに講演者の方が自分でスライドを送らないので、next slide pleaseと, whichI I will show in the next slide, ...を聞き分けなくてはいかんかったのですよね。僕の世代だと皆さん一回はやった事があると思うのですが、next slide反応マシーンになって、どんどん先に行ってしまったり、戻ってしまったり。そういえばスライド係がピントを合わせられなくて、ズームであわせようとして画面がとてつもなく大きくなったりとかも、良くありました。なんにせよ、参加する事は第一歩だと思います。羽目を外しすにせよ、外さないにせよ、分かるにせよ、分からないにせよ、とにかく参加して、肌身に触れる機会を持つ事は、貴重な事だと思います。
ReplyDelete中川