March 5, 2014
Keystone Meeting @ Santa Fe 4日目
長かったようで短かったキーストンミーティングもついに最終日。こういう長期間のミーティングになると、顔見知りも増え、やあいっしょに仕事をしようかという仲間も増え、学生さんであれば変化球でちょっと甘酸っぱい思い出ができたりなんかしちゃったりするのかもしれませんが、合宿を乗り越えた一体感、みたいなものが生まれるのは、キーストンであったり、ゴードンであったり、海外長期小規模ミーティングの醍醐味であると思います。このあたりはRNA学会も、似た雰囲気があるのかもしれません。
最終日はこれといった話はなかったのですが(とかいうと怒られそうですが)、大規模解析、新技術、そういった話が中心でありました。琴線に触れない理由は明確で、もう全くぜんぜんかなわないな、という感が強いのです。次世代シークエンサー使いまくりの話はさすがに免疫が出来て驚かなくなってきたのですが、John RinnさんのところではlncRNAのノックアウトマウスを18個作って、そのうちの6つぐらいだったかで表現型がみられてたとか。
http://elife.elifesciences.org/content/2/e01749
こういう土俵で勝負をしても、なかなかかなわない。負けてたまるかと奮起するべきなのかもしれませんが、よくよく考えてみればどういう現象に興味を持つかというところが一番重要という考え方もあるわけで、とりあえずは目の前にいるかわいいマウス達が教えてくれているいくつかの表現型について、それが派手なものであろうと、そうでなかろうと、好きなのであればじっくり腰を据えて解析をするというのが正しい姿勢のような気がしています。
と、こんなことを出発の日の朝につらつらと書いていたらシャトルに乗り遅れそうになってしまいました。慌てて荷造りしてフー、間にあったと思ったら、空港に着いてからパスポートをホテルに忘れたことに気づきました!!なにやってんだか。。フライトまで2時間。ホテルまでの往復は2時間。うー、、、現在サンタフェに向かっているタクシーの中です。このブログで研究紹介を書いていると飛行機に乗り遅れるというジンクスができるかも。なんてのんきなこといってる場合ではないですねえ。。まあ、僕が焦っても早くつくわけではないですから。運ちゃん頑張れ!!80M/Hで疾走中!!
ホテルに到着!!イエーイ I get it!!不安のどん底から帰還したこの安心感。たまりませんね。クセになりそう(何が、、、)。偶然ですがちょうどフロントでは神戸のCDB RNA meetingにも来られていたRamesh PILLAIさんがチェックアウトするところで、一緒にパスポートの帰還を祝ってくれました。現在アルバカーキに向かうタクシーの中です。
で、どうなったかですが、フライトは逃したものの、なんとか今日中にサンフランシスコに到着できることになりました。次のフライトまで5時間も空いてしまいましたが、明日はHoward Changのところでセミナーをするので、たっぷり準備出来るというものです(やせ我慢)。
そして今気づいたこの事実。iPod touchをどこかになくした。。。大ショック。
教訓:出張中にncRNA Blog+を更新しようとしてはいけない。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment