November 18, 2013

分生のワークショップとCDBでのミーティング

もうすぐ12月、12月と言えば分子生物学会です。当新学術領域の班員では、泊さんと影山さんがワークショップを企画しています。その名も、「non-coding RNAの分子機能と動作原理」です。

分子生物学会はマンモス学会で、ちなみに何故大きい事の例えがマンモスなのかは良くわかりませんが(クジラの方が大きいだろうに、、、)、こじんまりとしたRNA学会や海外のKeystone meetingやGordon conferenceで見られるような濃密な相互作用を期待しても、それはなかなか難しいところがあります。なにせ参加者が5000人以上ですから。ほとんどが知らない人。会が終わる頃にはほとんどが顔見知りの小さいミーティングのようなことは期待できません。それでもスケールメリットというのはたしかにあって、今回の泊さんたちのワークショップでは、海外からなんと3人もゲストスピーカーが来てくれます。大きい学会だと、やはり海外のゲストに声をかけた時に、喜んできてくれることが多いようなきがします。国内に居ながらにして国際会議の雰囲気を味わえるというのは、大きな利点ですね。しかも今回は、参加者同士のディスカッションが希薄になりがちなクジラ学会(うーん、やはり迫力が出ない)の欠点を補うべく、分子生物学会が終わった翌日の土曜日に、RNA関連のワークショップで来日されたゲストを一堂に集めた1 day meetingも一緒に開催します。いわばコバンザメみたいなミーティングですが、実はこちらの方が、面白いかもしれません。

このミーティング、海外から来たゲストとの交流の場として定着してきたTokyo RNA Clubの一環として、当初は企画する予定だったのですが、だって神戸でしょ、Tokyoじゃないでしょ、ということで、別の枠組みで開催する事になりました。雰囲気としては、過去二回、当新学術領域と、新学術RNA制御学との共催でCDB meetingが行われてきましたが、そのシリーズの第三弾、というわけです。ただ、CDBにおられた中村(輝)さんも中山さんも移籍されてしまったので、CDB meetingの冠が外れて、かわりにRIKEN symposiumという冠がついています。となると理研に所属している僕が世話人みたいな感じですが、実質的にほとんど働いていません。。。稲田さん、泊さん、そして秘書さんの方々にお任せっきりで、申し訳ありません。

というわけで、罪滅ぼし?に、今回のゲストの紹介を次回以降、していきたいとおもいます。

中川

No comments:

Post a Comment