March 30, 2011

Tokyo RNA Club the 5th Meeting

震災以来、幸いにして直接被害を受けたわけでは無い私達にとっても、非常に心が痛む日々が続いています。すべての日本人、あるいは日本に少しでも関係のある人々にとって、到底平静ではいられない状況だと思います。そんな中で、今私達に出来ることは、あまり多くありません。寄付をすること、節電に努めること、祈ること、希望を持つこと・・・ただ、冷静かつ科学的な判断と行動を保ち、かつその姿をまわりの人々に示すこと、そして、これからの日本に少しでも貢献すべく、自分自身が価値あると信じる研究を、手を緩めずに推進するということは私達科学者にしかできません。その様な意味を込めて、6/13のTokyo RNA Club the 5th Meetingは、予定通り開催する方向で進めることにいたしました。先日Keystone meetingに参加してきましたが、会う人会う人、世界中の研究者が日本に思いを寄せてくれているということを改めて実感し、うれしくまた大変心強く思いました。Tokyo RNA Clubには、招聘演者のほぼ全員が予定通り参加してもらえことを確認しています。また、新たにぜひ参加したいという海外研究者が、3名も増えました。追ってスケジュールや詳細についてはアナウンスいたしますが、すばらしい会になるものと期待しています。皆さんのご理解とご協力をぜひよろしくお願いいたします。

領域代表
東大分生研・泊